中学1年生、初メルカリ出品
子供に自立してほしい。常にそう思っている。だって将来、社会で一人で生きていくのだから。別の言葉に言い換えると「飯を食える大人になってほしい」だ。
そのために親として何ができるのかを考えている。
そもそも自立って何なんだ??
「親に頼らずとも、自分でできる、生活ができること」
子供の自立のためには、どんなことが必要なのか?
心技体の3つに分けて考えてみる。
・心:自己効力感/自己肯定感
・技:認知能力/学力、生活する力(お手伝い・料理)、社会経験
・体:運動能力/健康な体
どれもバランスよく必要そうだ。
このように並べると、中学生においては、技の学力は学校の授業、体は学校の部活が該当する。私が認知能力や学力を教えることは難しい、、、雑学ならまだしも。。
パパが自立支援ができるのは「心」の自己効力感や自己肯定感、と
技の生活する力(お手伝い・両立)、社会経験になる。
今回、表題のメルカリ出品は、「社会経験」と「自己効力感」を目的とする。
お金はもらうのではなく、稼ぐものである。
大人の理屈かもしれないが、中学生になったら
長男に体感させる機会を作りたいと考えていた。
息子の小学生時代の友達は、自分で売り物を作りメルカリで販売、Amazonの株を売り買いしているを見聞きしている。ゆえに、免疫はついている。
お金を稼ぐ方法
・商売をする
・個別株や投資信託をする
・親の手伝いをする(お小遣いプラスα)
などある。
株は今のマーケットで参入するのは得策ではない。勉強をしてから、暴落してからで良い。
断捨離をしており大量の本を捨てることになった。これだ!
「メルカリで売ってみる?捨てる本を全部あげるよ。」
「友達は招待したら500ポイント、当日に出品したらプラス500ポイントもらえるよ!」
「うん、やってみる」
携帯を取り出し、アプリダウンロード、本人確認よーし。
パパが売れそうな本を選ぶ。どのくらいの金額で売れているのか長男がチェック。
すべて任せるからやってみなー、と自分事になるよう促す。
「販売した値段から、どんな費用が惹かれると思う?」
「メルカリ利用料と、、郵送代と、、、そんなところかな~」
「ほぼOKだね!あとは梱包をする場合は、梱包代かな」
いくらでだすと、どの程度が手元に残るかな、、と暗算させてみたり。
値段は長男が決めた。最初はわからないから、出品方法はアドバイスする。
出品完了!となったが先週。
しばらく反応がなかったが、長男がおもむろに「あれ、メルカリ売れたかも??」と声を出す。どれどれー、売れてるわ!パパ少し焦る。
ん?1日経ってるから、返事しないとねと、代わりにやってしまったパパ、少し反省。自立の機会として最後までやらせるのか理想の形。明日に、一緒に発送作業をしてをして、どれだけ手元に残ったのか計算をしてもらおう。
このやりとりを横で見ている小学生4年生の長女がわたしもやりた〜い、本をバンバン売ろうと!と意気込んでいる。儲けることに素直である、それも悪くない。環境にて子供は見て、学んでいく。2番目、3番目は器用に生きていくと言わるが、見ているからだろう。それなら、1番目の経験をたくさん、見させて共に学ぶ機会を作ってあげればよいのだな。
商売から何を学んだのか、取引後に長男に質問してみよう!