息子視点の教育方針
親がこうしたい、子供にこうなって欲しい、という願望がたくさん詰まったものが各家庭の教育方針だと思う。
私は現在、家庭運営&子育てをテーマに本の出版準備をしている。我が家の教育方針や自立することの価値をまとめていると、
我が家の子供はどう認識しているのか?
がとても気になってくる。。
親が一方的にこう育ててきた、こんなに自立したように見えている、という勝手な解釈では宜しくないことだなと感じまして。
夕方に長男と歩きながら、教えて欲しいんだけどーと、唐突にインタビューを始めた。
Q「お手伝いを通してどんなことが出来る様になりましたか」
A「別に何もないよ」
いやー、段取り力とか、やりたくないことをやる気持ちのコントロール方法とか、何かしら出るかとおもったら何も言語化されず。。
Q「我が家はどんな教育方針だと思いますか」
A「んー(10秒)、今のうちにチャレンジしておけ、、、、」
「んー(15秒)、やりたいことをやったら、、」
「それは自由ってこと?」
「何も言わないというか、細かいことは言われないような」
「学校の中では、細かいことを色々言われている奴もいる。例えば、〇〇だったら▲▲があるよ(ご褒美)逆に〇〇でなければ▲▲がないよ(罰)とか聞くから。そんなのめんどくさいよね。宿題やったら2000円もらう奴とかいるからね」
以上、やりとりを抜粋。
息子が認識してくれてる教育方針を、
自分の言葉で話をしてくれたことに、率直にありがたかったし、嬉しかった。自分の人生は自分で決めなさい、親の思い通りに生きて欲しいなんてこれっぽっちも思っていない。
好きにやりなさい、とこれからもブレずに言っていこうと思った(飴と鞭の話は、なかなかビックリではあった)
お手伝いは、本人の認識だと大したことはやっていないようだ。6時に一人で起き、誰も起こさず自分の分の朝ごはんを作り食べ、お弁当のご飯を詰める、毎晩の皿洗い、食器片付け、など一連の家事は大した方がないようだ。パパやママはすげ〜助かってるだよ、とあえて伝えておいた。
子供へのインタビューは感動が詰まっている。
ココロを感じるし、親が思っているより成長しているし、子供なりに考えている。涙。
率直に聞けるようになれたのはコーチングを学んでおかげ。答えはクライアントは必ず持っていると信じている。だから、質問をすることができる。率直に聞くのは恥ずかしいけど、聞けたら更に、相手を理解して、尊重ができるようになる。