息子と公園のゴミ拾い
土曜日に、次男が公園ゴミ拾いをやろう!と言い出した。早朝から手袋つけて、ゴミ袋3枚持ち、歩いて向かう。公園は徒歩2分。そこそこ広い公園。
なぜ、ゴミ拾いか?
1年前に同じ公園で遊んでいて、思いつきでゴミ拾いをしたことがあった。ペットボトル、空き缶、食品のビニール袋など、たくさん拾った。たくさん拾って、きれいになったね、と2人で清々しい気持ちになった。その時の記憶なのだろう。
今回も空き缶やペットボトルで20個、食品包装ビニールなど一袋、そこそこ拾った。
前回との違いは、公園にいたおばあさんがたくさんにて、たくさん褒められた。
「その年で、なかなか出来るもんじゃないよ」
「掃除してくれてありがとね」
なかには、わざわざ自転車を降りて、仏様でも拝むかのように
「ありがとうございます」と言われた。
たくさん誉められたね、とニンマリ顔だろうと確認するために横を向くと、別に嬉しそうにしていない。普通の顔。嬉しくないのかな。
その後に「オレ、掃除好きなんだよねー」
と言っている。これがこの子の表現なのか!
誰かに褒められるためにやっているわけではない。きれいになるのが好きなのだ、そんなふうに感じた。
親が狙った反応を聞くのではなく、その子の反応をじっくり見ないと気づかない。表情には出ないが、心では広がる気持ちを、パパとして探っていくのも楽しいものだ。