冷静に考えてみる。2年生習い事に自分でいけないこと
「今日、サッカーいかなかったよ」、怒りの感情が爆発しそうになるのを抑えた。こらえた、なんとか。目の前で、下を向ている次男がいる。怒られることを察したのだろう。深呼吸を3度して、声を発するのを抑えた。怒るな、どなるな、自分に言い聞かせた。今日は1カ月ぶりに再会する、小学校で行われるサッカー教室。前日から、明日はサッカーだよ、と準備していくんだよと言って気持ちをのせていた。開始は16時15分、仕事先で「はっ」と気づいて、電話をしたのは16時8分。サッカーに行ってほしいと思い、長女に電話した。まだ家にいるよ、いきない、と伝えてもらった。奥から聞こえる次男の声、普通の服装でいくね、としゃべっているから大丈夫かなと思っていた。校庭には行った、だが、時間を過ぎて、遅れて入ることが嫌で、入りずらいようで、自宅に戻ってきたしまったのだ。過去にも2度同じケースがあるのだ。初回の2回。人間関係や勝手がわかっていないとき。その後も、月に1~2回は、さぼっている。時間がきづかなかった、という反応だ。
次男にテレビのリモコンを使ってインタビュー、
「サッカーに行かなかったのはどんな気持ちだったんですか?」
「・・・(怒りの感情が残っていたのかあまり覚えていない)」
「次はいけそうですか?」
「いけそうなときはいける」
「どんな時にいけるんですか?」
「・・・・・」
「次はどうしたら行けると思いますか?」
「時計をセットしたら」
「何時にセットすればよいですか?」
「15時モヤモヤ・・・(モゴモゴ)」
もう質問することがなくなる。こちらも、怒る気持ちは落ち着いてきた
「将来なりのはなんですか?」
「サッカー選手」
「もう一度聞きます、将来なりたいのはなんですか?」
「サッカー選手」
「サッカー選手になるにはどうしたらよいですか?」
「・・・・・(無言)」
「2番目になりたいのは?」
「バスケ選手」
「あえてききます、3番目になりたいのは?」
「バレー選手、パパあした野球しよう(なぜ、いま野球なのか不明)」
インタビューしながら、自分の怒りの感情を抑えるために、たくさん質問をしていることに虚しさを感じるのと、もう答えられないよなと思う自分がいた。
サッカーに行くために、判断/行動する瞬間
・時間通りに準備する → 行きたい気持ちはない(準備すらしていない)
・家は出れた◎ → いく気持ちはあった(パパから電話があったから行った?)
・校庭に着いたが参加できない
→やりたい気持ちがない。気まずい・コーチから怒られるの不安
◆冷静に考える◆
①なぜ、行きたくないのか?
・現状にとどまる力
テレビやゲームが楽しい(現状維持)
外が暑い、動くのが億劫(めんどくさい)
・やりたくない気持ちの力
そもそも運動は楽しくない(苦手意識)
すぐに疲れてしまう(体力がない)
友達がいないから楽しくない
自分からやりたいと行ったがもう興味を失っている
サッカー教室に行っている意味がわからない
②なぜ、校庭までいけたのに遅刻して入れないのか。
・遅刻は悪いことの認識
・気持ちの問題
恥ずかしい、目立ちたくない、馬鹿にされるのがいや
怒られるかもと思うのが不安
②親の視点で「〇〇がない」思うこと
・継続する力がない
・約束を守れない
・友達が作れない
・習い事はいきたくなければいかなくてよいと思っている。
・親が一緒にならいく、という親への甘えで自立ができていない
できないことが、ずらずらでてくる。否定のことば。
お手伝いはできる、宿題ができることもある、卵焼きが作れる、ありがとうが言える、
LEGOを自分で完成まで作ることができた、いいところはある。一つできないことがあると、全否定をする必要はないよね。もはや、サッカー選手になる可能性もないだろうに(親が決めつけてはいけないが・・)、頑張ってサッカーにいかせ「なければならない」理由は全くない。「〇〇がない」に突っ込んで「〇〇がないと本当にダメなのか?」と問う。自分の子供以外であれば、そんな時あるし、まったくダメじゃないよね、と答えるね。
勝手に書いてみたが、本当の子供の気持ちは、本人が言葉にできないのでわからないんだよな~。パパは、自分の子供に、なんで怒りたくなるんだろう。サッカー教室は超低額なのでお金を気にするレベルではない。こんな(楽しい、いけばいいだけと親は思っている)習い事にいけなくて、どんな大人になるんだよ、やばいんじゃないか、と余計な不安を「勝手に」もっている。なぜ、行かない日があってもいいんじゃないかと思えないのか。
「パパのべき論」
決めたことはやり通しなさい。自分で決めたんだから。
皆勤賞は偉い、だらだらテレビを見ているのは人として腐る。やるか、やらないか、「やる」がより良い判断であり、正解である。やらなきゃわからない、という価値観。続けることに意味があると信じている。意味がなくとも、体を動かしていることが、正しい活動である、という「べき論」はある。効果的ではない、理屈がない根性論のべき論の匂いが・・。
「冷静に、パパが子供のためにできること」
次男の特性はなんだ?何が得意で、何が不得意なのか、検査してみる。
口で言えないからこそ、参考になるものがあれば、かかわりのヒントになる。
自分のフィルターだけでみては間違ってしまう可能性がある。
早速調べてみよう!!
モヤモヤが減った。