「子育て×パパ×コーチング」の電子書籍だしてみた
ブログ2か月ぶり。なぜなら、電子書籍の執筆してました。
ついに明日12月9日(金)にアマゾンで販売。パパ視点の子育て本。
三児のパパ 在宅子育て奮闘記 : コーチングが子どもの自立と親の自立を促す
Amazon.co.jp: 三児のパパ 在宅子育て奮闘記 : コーチングが子どもの自立と親の自立を促す eBook : 小野寺直: 本
企画書→執筆→推敲→表紙デザイン→Amazon設定/入稿と、初めてのことばかり。
冷や汗をかきながら、スケジュールに追われる日々。仕事もあるし、子育てや家事もあるし、やらなきゃよかったと思うことたびたび。
やっとここまでこれた。。よく発売までこぎつけた。自分お疲れさまでした。
執筆を開始した頃は書けるなんて、本当は思っていなかった。子育て、家事を真剣にやってきたけど、自分のこと、家庭のこと、子供のことを書くことは、非常に恥ずかしい。誰も読んでくれないよと、心の声でブレーキが何度もかかる。それでも、書こうと決めたのなら、最後までやりきってみる。仕事と子育ての両立を頑張っているパパの一助になれば嬉しいです。
「3児のパパ」で検索すると、同じワードで発信している方が多数いる。
今更ですが、差別化されていない「キーワード」だなと反省。
夜10時からのケンカ
ケンカが終わらない。10才長女と7才次男
毎日小競りあう、蹴りあう、パンチしあう。
「お前からやってきたんだろ!」
「いや、お前が先に触ったからだ」
「お前が先だろ!」
「この!(キック)」
「うぎゃー(パンチ)」
「ブス!(キック)」
「デブ!(パンチ)」
と罵りあい、どんとんエスカレート。いっこうに終わらないのだ。夜10時の抗争勃発。
私からみると、きっかけは、長女10歳。彼女は手が出ることが増えた。言葉に加えて、パンチやキックが増えてきた。学校でのストレスを家で発散してるのだろうか。最後の一発は自分で終えたいからおさまりがわるい。
やめろ!といっても、まー、やめないの。。
そんな時、パパは戦場カメラマンになる。
パシャ
パシャ、パシャ
おっ、犯人はこちらか!ぱしゃ
こちらも悪人顔です!ぱしゃ、ぱぱしゃ
すごい顔してます!パパパパしゃしゃしゃ
やばいです!パパパパパパシャシャシャシャ
連続70枚ほど。これすごくねー、と見せる頃には2人の気持ちが覚めている。。。
さあー、寝よう。
子供3人が同時にパパに話しかけてくる
本日は仕事が遅くなり20時半に帰宅。
ママはまだ帰ってきていない。
子供達は自分たちでご飯を食べ、お風呂に入り、宿題をやり、テレビを見ている。
私が自分のごはんを準備して食べ始めると、その時は急にきた。。
3人がそれぞれに楽しかったこと、気づいたこと、ただ話したいことを一気にぶちかましてきた。
長男「今日ね学校で、未来の話を聴いて、、最初は・・・、動画がすごくて・・」
長女「’(お風呂上り)この匂い嗅いでみて、いい匂いでしょう、どう?」
次男「今日、スプラトゥーン3のあとステージクリアーしたんだよ、それでね・・」
動画がすごかったか!いい匂いかな・・。クリアーしたんだ!と、それぞれの顔をみて、ぎりぎりのオウム返しで反応する。汗。
次男:国語の教科書音読「手紙」開始、カエル君が・・ガマガエル君に・・
長女:国語の教科書音読「ごんぎつね」開始、・・・(長い)・・・
長男:先ほどの続き、会話は大したことないんだけど、動画がめちゃくそすごくて・・
もう全員分のは聞けません。。泣
とりあえず音読は二重丸をつけます。よくできました。
長男の話は興味はあったが、残念ながら記憶に残っていません。
明日聞き直したいと思います。。
子供も自分の話を聴いてほしい、シェアをしたいのだ。
私は聖徳太子ではなかった。12人同時どころか、3人同時でも無理だった。
息子と公園のゴミ拾い
土曜日に、次男が公園ゴミ拾いをやろう!と言い出した。早朝から手袋つけて、ゴミ袋3枚持ち、歩いて向かう。公園は徒歩2分。そこそこ広い公園。
なぜ、ゴミ拾いか?
1年前に同じ公園で遊んでいて、思いつきでゴミ拾いをしたことがあった。ペットボトル、空き缶、食品のビニール袋など、たくさん拾った。たくさん拾って、きれいになったね、と2人で清々しい気持ちになった。その時の記憶なのだろう。
今回も空き缶やペットボトルで20個、食品包装ビニールなど一袋、そこそこ拾った。
前回との違いは、公園にいたおばあさんがたくさんにて、たくさん褒められた。
「その年で、なかなか出来るもんじゃないよ」
「掃除してくれてありがとね」
なかには、わざわざ自転車を降りて、仏様でも拝むかのように
「ありがとうございます」と言われた。
たくさん誉められたね、とニンマリ顔だろうと確認するために横を向くと、別に嬉しそうにしていない。普通の顔。嬉しくないのかな。
その後に「オレ、掃除好きなんだよねー」
と言っている。これがこの子の表現なのか!
誰かに褒められるためにやっているわけではない。きれいになるのが好きなのだ、そんなふうに感じた。
親が狙った反応を聞くのではなく、その子の反応をじっくり見ないと気づかない。表情には出ないが、心では広がる気持ちを、パパとして探っていくのも楽しいものだ。
息子視点の教育方針
親がこうしたい、子供にこうなって欲しい、という願望がたくさん詰まったものが各家庭の教育方針だと思う。
私は現在、家庭運営&子育てをテーマに本の出版準備をしている。我が家の教育方針や自立することの価値をまとめていると、
我が家の子供はどう認識しているのか?
がとても気になってくる。。
親が一方的にこう育ててきた、こんなに自立したように見えている、という勝手な解釈では宜しくないことだなと感じまして。
夕方に長男と歩きながら、教えて欲しいんだけどーと、唐突にインタビューを始めた。
Q「お手伝いを通してどんなことが出来る様になりましたか」
A「別に何もないよ」
いやー、段取り力とか、やりたくないことをやる気持ちのコントロール方法とか、何かしら出るかとおもったら何も言語化されず。。
Q「我が家はどんな教育方針だと思いますか」
A「んー(10秒)、今のうちにチャレンジしておけ、、、、」
「んー(15秒)、やりたいことをやったら、、」
「それは自由ってこと?」
「何も言わないというか、細かいことは言われないような」
「学校の中では、細かいことを色々言われている奴もいる。例えば、〇〇だったら▲▲があるよ(ご褒美)逆に〇〇でなければ▲▲がないよ(罰)とか聞くから。そんなのめんどくさいよね。宿題やったら2000円もらう奴とかいるからね」
以上、やりとりを抜粋。
息子が認識してくれてる教育方針を、
自分の言葉で話をしてくれたことに、率直にありがたかったし、嬉しかった。自分の人生は自分で決めなさい、親の思い通りに生きて欲しいなんてこれっぽっちも思っていない。
好きにやりなさい、とこれからもブレずに言っていこうと思った(飴と鞭の話は、なかなかビックリではあった)
お手伝いは、本人の認識だと大したことはやっていないようだ。6時に一人で起き、誰も起こさず自分の分の朝ごはんを作り食べ、お弁当のご飯を詰める、毎晩の皿洗い、食器片付け、など一連の家事は大した方がないようだ。パパやママはすげ〜助かってるだよ、とあえて伝えておいた。
子供へのインタビューは感動が詰まっている。
ココロを感じるし、親が思っているより成長しているし、子供なりに考えている。涙。
率直に聞けるようになれたのはコーチングを学んでおかげ。答えはクライアントは必ず持っていると信じている。だから、質問をすることができる。率直に聞くのは恥ずかしいけど、聞けたら更に、相手を理解して、尊重ができるようになる。
中学1年生、初メルカリ出品
子供に自立してほしい。常にそう思っている。だって将来、社会で一人で生きていくのだから。別の言葉に言い換えると「飯を食える大人になってほしい」だ。
そのために親として何ができるのかを考えている。
そもそも自立って何なんだ??
「親に頼らずとも、自分でできる、生活ができること」
子供の自立のためには、どんなことが必要なのか?
心技体の3つに分けて考えてみる。
・心:自己効力感/自己肯定感
・技:認知能力/学力、生活する力(お手伝い・料理)、社会経験
・体:運動能力/健康な体
どれもバランスよく必要そうだ。
このように並べると、中学生においては、技の学力は学校の授業、体は学校の部活が該当する。私が認知能力や学力を教えることは難しい、、、雑学ならまだしも。。
パパが自立支援ができるのは「心」の自己効力感や自己肯定感、と
技の生活する力(お手伝い・両立)、社会経験になる。
今回、表題のメルカリ出品は、「社会経験」と「自己効力感」を目的とする。
お金はもらうのではなく、稼ぐものである。
大人の理屈かもしれないが、中学生になったら
長男に体感させる機会を作りたいと考えていた。
息子の小学生時代の友達は、自分で売り物を作りメルカリで販売、Amazonの株を売り買いしているを見聞きしている。ゆえに、免疫はついている。
お金を稼ぐ方法
・商売をする
・個別株や投資信託をする
・親の手伝いをする(お小遣いプラスα)
などある。
株は今のマーケットで参入するのは得策ではない。勉強をしてから、暴落してからで良い。
断捨離をしており大量の本を捨てることになった。これだ!
「メルカリで売ってみる?捨てる本を全部あげるよ。」
「友達は招待したら500ポイント、当日に出品したらプラス500ポイントもらえるよ!」
「うん、やってみる」
携帯を取り出し、アプリダウンロード、本人確認よーし。
パパが売れそうな本を選ぶ。どのくらいの金額で売れているのか長男がチェック。
すべて任せるからやってみなー、と自分事になるよう促す。
「販売した値段から、どんな費用が惹かれると思う?」
「メルカリ利用料と、、郵送代と、、、そんなところかな~」
「ほぼOKだね!あとは梱包をする場合は、梱包代かな」
いくらでだすと、どの程度が手元に残るかな、、と暗算させてみたり。
値段は長男が決めた。最初はわからないから、出品方法はアドバイスする。
出品完了!となったが先週。
しばらく反応がなかったが、長男がおもむろに「あれ、メルカリ売れたかも??」と声を出す。どれどれー、売れてるわ!パパ少し焦る。
ん?1日経ってるから、返事しないとねと、代わりにやってしまったパパ、少し反省。自立の機会として最後までやらせるのか理想の形。明日に、一緒に発送作業をしてをして、どれだけ手元に残ったのか計算をしてもらおう。
このやりとりを横で見ている小学生4年生の長女がわたしもやりた〜い、本をバンバン売ろうと!と意気込んでいる。儲けることに素直である、それも悪くない。環境にて子供は見て、学んでいく。2番目、3番目は器用に生きていくと言わるが、見ているからだろう。それなら、1番目の経験をたくさん、見させて共に学ぶ機会を作ってあげればよいのだな。
商売から何を学んだのか、取引後に長男に質問してみよう!
1年越しのお手伝い表
家に帰ると次男が、
「十円ちょうだい」
「十円くれないとハンコ押せないよ」
と言ってきた。
なんだ?なんだ??と思っていたら
お風呂掃除の表を作ったようだ!
手書きで、数字とタテandヨコの線が無数に書かれているステキな表が壁にはりつけられている。ハンコ入れまで作ったのは最高ですね。
私の財布から十円を取り出し、ハンコを押して満足げな表情。
思えば1年生の時からお手伝いをお願いしており、いつお駄賃を払ったのかお互いに忘れてしまうので、表を作ってほしいと依頼していたのだが実現してなかった。
それが、目の前で実現しているのは、この上なく嬉しく、息子の成長を感じる瞬間。
「作るの好きだもんね」とフィードバック。
「うん、僕、工作得意だから」と次男。
小さい自信をつける会話、パパコーチは1日1回できるように心がけたい。
忙しいとなかなか、余裕がなく、できない時があるので、できる限りにしておこう。。